2013/02/03 Drinker's Rock Night リポート2013/02/17 21:40


2013年2月3日 神戸三宮のVaritで4回目のDrinker's Rock Nightが開催されました。Drinker's Rock Nightは神戸の音楽系の酒場から1店舗につき1バンドをイベントに送り込むことが出来るというルールで出演バンドを集め、開催しているイベントです。
キャッチコピーは「僕らは酒場で音楽を聴いたんだ。」
出演バンドは音楽酒場のマスターがやっているバンドやお客さんがやっているバンドが中心。4回目の今回は12バンドが出演しました。音楽的には70~80年代のROCKをベースにしたものが中心といった感じですが、演奏レベルはかなり高く、いくつかのバンドは素晴らしい演奏を聴かせてくれました。


TT100Blues Band  居酒屋上弦からの出場

ブルース、ロックンロール、昭和歌謡と幅広い音楽を聴かせてくれました。昭和歌謡はなんと金井克子の「他人の関係」最後は全員でポーズを決めてくれるなど楽しかった。


時空繭繭(じくうまいまい) 洋酒喫茶どん底から

ギターとドラムの演奏が印象に残りましたが、ボーカルの独特のメロディセンスも素晴らしかったです。70年代プログレにも影響を受けてる?注目すべきバンドかも。びっくりしました。



イナズマクラブ LIVE&DINING HAPPY LAURAからの出場

新しいアルバム(三宮のTOWER Recordに置いてあるそうです。)を出したばかりのイナズマクラブ。神戸の人気バンドのひとつだと思います。粘っこくてドライブ感のある演奏と迫力あるボーカルが魅力的でした。



DEAD BALL DAMAGED  Bar No Ideaからの出場

ROBOさんをメインボーカルに据えてのバンドでしたが、みんな順番に歌っていました。スピード感があって楽しかったです。



FatMick & Shake Your Hips 
ロッキンギャラリー&バーRamblersから店主のバンドで出場

最初の歌「スージーQ」にビックリしました。この歌を生で聴いたのは生まれて初めて。ストーンズのレコードで聴けるスージーQでもCCRでもない演奏なのが良かったです。



The鬼にロックンロール Bar Secondからの出場

The鬼にロックンロールはボーカル兼ギターとドラムスの二人のユニットでした。ヘビメタやグランジといわれるような音楽を連想しましたが、土俗的、呪術的といった言葉も浮かんできました。地の底から響いてくるような声がいいですね。本人は「サイケデリックな感じでみんな酔っ払え」と言っていました。こんなスタイルは初めて聴きました。



いくじなしのクララ  Bar Mind Gameからの出場 

個性的なボーカリストのいるバンドでした。その外観を簡単に説明すると大阪万博マークの模様が入ったアロハシャツのような服を着てパナマ帽をかぶった開高健という雰囲気。(わかります?)ギターを弾きながら歌うのですが、歌によってはギターは使わずピアニカ、ベース、ドラムをバックに歌います。ハンドマイクを使ったりしますが、客をあおるわけではなく、たんたんと歌詞の聞き取れない歌をイントロ代わりに歌ったり・・。なんか興味をそそられるバンドでした。



ターキー・ブラザーズ  Barスケアクロウからの出場

スケアクロウのマスター(g.)は、今回は、美人シンガーを擁しての登場。登場したとたん後ろで飲んでいた観客がステージ前に集まってきたのにはビックリしました。音楽は硬派なロックでしたがアイドル風の歌も1曲やっていました。これが結構シンガーに似合っていて女性の観客から「カワイイ~」のかけ声がかかっていました。



裸賊 Bar月、Rock居酒屋アビョーン+ONEからの出場

年に数回しかライブを見られないので貴重なライブです。今回も素晴らしい演奏でした。もう神戸のRockバンドの重鎮といってもいいのではないかとさえ思います。



元町ダンディーズ  須磨にある bonnaroo cafe から店主が自分のバンドで出場

ロックというより一般的にはシンガー・ソング・ライターといわれるジャンルにはいるんでしょうか。ポップな感覚が楽しいバンドでした。
「上海クーニャン」が印象に残りました。



エレキテル1.3  Bar Juke Joint から出場

いつもは最後に演奏する「まぼろCITY」を最初に演奏し、はじめから全開モードでした。Bar Juke Jointのマスターも特別ゲストとして参加し、一緒に新曲(多分)を歌っていました。今神戸で最高に乗っているバンドのひとつです。



モモBAND 今回のためのバンドだと思いますが、Bar Dylan、Barロバアタ商会、Gain's Barからの出場

12バンドという多数のバンドが出演したため、時間が押してしまい、モモBANDはわずかな時間だけでしたが、「それはスポットライトじゃない」「そばにいて」を歌い、観客を盛り上げていました。
バックは山内貴史(g)、やまむらけんすけ(b)、やまだみきお(ds)、石田秀一(g)。

もう少し聴きたかったのですがしかたがないですね。終了時間はほぼ午後11時。今回もいままで聴いたことなかったバンドや知らなかった音楽Barをいろいろ知ることができ良かったです。

司会のやまなさん、プロデューサーでもあった詩桃さん、その他のスタッフの方々お疲れ様でした。

最後に今年も神戸Bar活性化委員会が神戸の酒場等を紹介するパンフレットを発行していましたので紹介します。







2013/02/03 Drinker's Rock Night 開催のお知らせ2013/01/27 20:59

2013年2月3日(日) 今年もDrinker's Rock Night が開催されます。
神戸のRock Barが1店舗につき1バンドをイベントに出場させることが出来るRockイベントです。今年は12バンド。
この日、KOBE中のBARがROCKする!
Facebook http://www.facebook.com/home.php#!/DrinkersRockNight

開催日 2013年2月3日(日)
開場 16:30  開演 17:00
前売 2000円 当日 2500円 (1ドリンク別)
場所 神戸三宮VARIT http://www.varit.jp/
TEL Tel.078-392-6655
アクセス http://www.varit.jp/access.html

出演バンド(出演順)
TT-100 BLUES BAND (At,居酒屋上弦)
時空繭繭 (At,洋酒喫茶 どん底)
イナズマクラブ (At,LIVE&DINING HAPPY LAURA)
DEADBALL DAMEGED (At,Bar NO IDEA)
ファットミックス&シェイクユアヒップ (At,ロッキンギャラリー&バー Ramblers)
THe鬼にロックンロール (At,Bar The Second)
いくじなしのクララ (At,Bar mind game)
ターキーブラザーズ (At,SCARE CROW)
裸賊 (At,BAR月/ROCK居酒屋アビョン+ONE)
元町ダンディーズ (At,bonnaroo cafe)
エレキテル1.3 (At,Bar JUKE JOINT)
モモBAND (At,Bar DYLAN/Bar ロバータ商会/Gain's Bar)






2012/01/29 Drinker's Rock Night リポート2012/02/21 00:00

 2012年1月29日(日) 三宮のライブハウスVARITで第3回Drinker's Rock Nightが開催されました。

  毎年1月に開催されるこのイベント、今年で3回目になりました。企画はシンガーの詩桃さん。イベントの趣旨はパンフレットの最初に詩桃さんが書いていますが、画像が見れない人のために簡単にまとめると・・。
 「私に音楽を教えてくれたのは酒場。KOBEの酒場は私たちに音楽をくれ、繋がりをくれ、きっかけをくれ、孤独を消してくれた。Drinker's Rock NightはそんなKOBEの酒場、酒場に縁のあるBAND、そして客達が年に1回、皆、同じ土俵に立って遊ぶイベントです。」といった感じになるのでしょうか。

 いろいろなバンドが出演するのイベントですが、音楽関係のお店1店舗から関係ある1バンドが出演というのが基本ルールになっています。マスターが自分のグループで出演したり、マスター一押しのお客さんのバンドが出演したりといろいろなパターンがあります。神戸にどんな音楽のお店があって、それぞれの経営者がどんな音楽の趣味を持っているのかもなんとなくわかってしまうというのが面白いところでしょうか。

 今回出演したバンドとそのお店は、当日入り口で渡されたパンフレット(下のほうに画像をUPしたので見て下さい)に詳細が書いてありましたので、特定のバンドの音に興味を持った方は、関係したお店に行ってみるのも面白そうです。

 例えば私にはエレキテル1.3の音楽が面白かったんですが、少し英国風の音がするロック・トリオですよね。どこのBarから出演しているかというとBar Juke Jointです。このお店をちょっとのぞいてみましたらマスターは80年代のブリティッシュ・ロックなんかが好きとのことでした。また、レーナード・スキナードの曲を演奏していたレッド・キングはBarブラザーズ&シスターズからの出演です。サザン・ロック・ファンなら一度はのぞいてみると面白いかもしれないですね。私も機会があれば行ってみたい気がします。


 出演バンド

エレキテル1.3
増田博文さんを中心としたロック・トリオ
ブリティッシュな音がしています。
(Bar JUKE JOINTから)
YOUTUBE「まぼろCity」
http://www.youtube.com/watch?v=ASPN1918xK4&context





カオリ・カルテット
Bar DYLANのマスター山内さん(G)とBarロバータ商会のマスターこむらけんすけさん(B) ボーカルはカオリさん
デッカ時代のストーンズなどを演奏していましたけど新鮮な感じでした。





チェルシー・フラワー・ショー
初めて見るバンドでした。パンフレットによると伝説の神戸リハーサル・スタジオPEOPLEから参加したガレージサイケバンドとなっています。
音は激しくパワフルでした。





End of Distraction
このバンドは骨太でいいですね。しいてジャンル分けするならやはりパンクでしょうか。
(高架下のBar The Secondから)





イナズマクラブ
タイマデダンス他の人気曲で盛り上がりました。独特のグルーブ感が素晴らしかったです。(Bar Laylaから)





おしゃれクロウ
BAR SCARE CROWのマスター ケンさん(Gt.)の所属バンド。
オールディーズ等を現代的なアレンジで演奏していました。





詩桃
この企画のプロデューサーであるロック・シンガー詩桃さん。
バックのミュージシャンは、Barデュークの竹田さん、神戸の老舗ハーレーショップ(バイク)のオーナー徳山さん、詩桃さんは、FM三木のDJ、三木市内にあるスタジオ「MIKI★CITY STUDIO MOMO」を経営しています。






元町ダンディーズ
神戸にこんなバンドがあるのと思うようなPOPなバンドでした。
ボーカルともやさんは須磨のBonnaroo cafeのマスターです。





レッド・キング
レーナード・スキナードの歌とオリジナルを演奏していました。
ボーカルのmarbieさんはMusic Bar Brothers&Sistersのマスターです。





裸賊 
第3回Drinker's Rock Night最後の登場バンドは裸賊。
村八分、ストーンズ等々の音が混じり合ったバンドです。
最後のバンドにふさわしい素晴らしいステージでした。
珍しく詩桃さんとのデュエットがありました。歌は「夢うつつ」。
たまにこういうのが聴けると嬉しくなりますね。
ボーカルの大川さんはRock居酒屋アビョーン+ONEのマスター
YOUTUBE「GIVE ME CHOCO」
http://youtu.be/39eOELH1abY?hd=1