11月2日神戸刑務所矯正展でのローションマニアックス・ライブリポート2013/11/17 13:56

 11月2,3日の二日にわたり明石にある神戸刑務所敷地内で矯正展が行われ、そのステージイベントにローションマニアックスが出演しました。私は2日に行ってきました。

 矯正展というのは受刑者の職業訓練や刑務所作業で作成した家具や靴、袋物などの小物等を展示し安く販売したり、ステージイベントを行ったして刑務所とその近所の住民との交流を図るイベントのようです。全国の刑務所で同じ名称でやっているようです。

 ブルースシンガーのアルバムなどで時々live at Jailhouse というのがありますけど、矯正展はそういうのではありません。子供達も含めた近所の人達が、屋台の焼きそば等を食べながら見るステージです。ちなみに今年の東京拘置所の矯正展はテープカットが藤原紀香さんになっていました。http://www.moj.go.jp/content/000114945.pdf 
神戸では芸能人によるテープカットがあったかどうかは見ていなかったのでわかりません。

 実は、神戸刑務所が明石市内にあることさえ知らなかったのですが、地図を頼りにバスで行ってみるとたしかにそこにありました。大きな敷地が刑務所になっていてさらにそのなかにずっと続く高い塀があり、所々に監視カメラがついていました。参加はしませんでしたが矯正展では時間を決めた見学というのもやっていました。

 会場には、テントがいくつも張られ、それ以外にも集会室や車庫のようなスペースを使って、靴、バッグ、家具、小物などが展示され売られていました。全国の各地区ごとの表示もあり、それぞれの地区ごとの売上を競ったりしているのかもしれません。家具の中には本格的な物もあり、これだけの仕上げなら安いなと思うものも多かったです。あとソーメンとかも売っていました。どこでどうやって作るのかはよくわからなかったのですが・・。ローションマニアックスのメンバーもいろいろ買っていましたが、丸の中に獄の字が書いてあるマークや、PRISONとか書いた前掛けとか財布とか買っていました。私も写真の小物入れ買いました。
        

徳島刑務所で作ったって書いてあった「藍染め小袋」 1000円。綺麗です。


 さて、ローションマニアックスの出演は最後ということでぼちぼち日も暮れかかり、子供と一緒に来た家族連れはそろそろ家に帰るという時間帯でした。こういう場所で受け入れてもらえるのかなと多少の心配はありましたが、いざ演奏が始まると、帰り支度をしていた人達もステージを見てから帰ろうという気持ちになったようです。いつもどおりの開始曲「だから」でステージを始め、「アイスクリーム」、インスト曲、「鉄格子の病院」と時間を気にしつつも30分強ほど一気に演奏しました。今、ローションマニアックスの演奏能力は非常にレベルが高く、それだけでも十分人の注意を引く力があります。こんなに音がそろって密度の高い演奏はそんなには聴けないと思いますし、聴き始めたらひきずり込まれる感じです。観客も集中して最後まで聴いていましたし、大きな拍手を送っていました。メンバーも場所的にどうかなという不安があったようですが、演奏終了後は、ちゃんと伝わったと確信できたようでした。PAも良かったですし、いいステージでした。
 
 
     左から安孫子正一郎(b)、岩元いちこう(vo,harp)、湖月孝夫(ds) 

                           内海徹男(g)



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